古民家
 【2】旧横溝家住宅
     
 
所在地   横浜市鶴見区獅子ヶ谷3-10-2
構造・規模  

主屋・養蚕小屋:木造2階・寄せ    棟造・茅葺
表門:寄棟造 茅葺
穀蔵・文庫蔵:土蔵造2階・置屋    根両妻かぶと造茅葺

建築年代   主屋・養蚕小屋:明治31(1897)年
表門:江戸時代末期
穀蔵:天保12(1841)年
文庫蔵:安政4(1857)年
設計   不明  
施工    不明
指定・認定   市指定文化財 昭和63年(1982)年11月
追加指定昭和53(1978)年5月
備考  
主屋1階は居室部、2階と小屋裏が養室として建てられ、1階の間取りは六ッ間取り形式。 表門は長屋門で正面中央が通路、右側に納屋、左側は穀蔵で村内の年貢の預かり蔵として使用したという。穀蔵は二連倉で左手に米、右手に雑穀類を入れた。 蚕小屋の1階は土間、2階は板敷きとなっている。昭和61年度建物が横浜市に寄贈され、昭和62年〜平成元年解体復元修理が行われた。表門、主屋を含む5棟の建物の屋敷構えが、江戸時代の農村生活の原風景を残しており貴重である。現在横浜市農村生活館「獅子ヶ谷横溝屋敷」として一般公開されている。  
   
全景
 
穀蔵